2012年02月26日

【中山記念出走馬分析】内枠のメリットを生かせるリアルインパクトに妙味あり

■個々の馬分析
・シルポート
京都、阪神外回りのような広いコース向きの馬で、中山芝1800mはそれほど得意ではない条件。ただし、開幕週の芝で、かつ単騎逃げが見込めるメンバーのため、馬場と展開的には絶好の存在。

・リアルインパクト
速い上がりが長所の馬が多いディープインパクト産駒の中で、この馬は先行しての粘り強さが長所。器用に先行できる馬なので、中山芝の開幕週、内枠という条件は合っている。前走は人気を裏切ったが、阪神C当時の阪神芝は外枠の差しが有利な状況であり、1番枠で先行と、条件的に苦しかった。

・レッドデイヴィス
昨年故障しながらも重賞3勝の実績は立派。距離的には前走の2500mよりは今回の方が向いており、ある程度前で運べるタイプということからも、大崩れなく走れると考えられる。

・フィフスペトル
マイルCSでは、当時の京都が内枠優勢の馬場状況であり、恵まれた面はあったものの2着と連対を果たしたのは能力の証明。中山コースは得意であり、脚質の自在性もあるのでここは面白い。

・トゥザグローリー
G2〜G3ではとにかく堅実。有馬記念2年連続3着の実績からも、中山コースにも不安はない。ただし、頭数が少ないとはいえ大外枠はあまり歓迎材料とはいえない。


■展望
スタートをミスしない限り、シルポートの単騎逃げとなりそうなメンバー。
隊列は比較的スムーズに決まりそうで、そうなると中山芝開幕週では内枠の馬もしくは先行馬が有利。

人気と実績の比較ならば、リアルインパクトに妙味がある。
ディープインパクト産駒でも、前に行って粘りこむタイプであり、内枠のメリットを生かしやすい。枠に恵まれなかった前走の凡走で人気が落ちているのも良い。

人気馬では適距離に戻ったレッドデイヴィスが、枠や脚質を考慮すると無難。極端に後ろからの競馬にならなければ。

あとはマイルCS2着の実績馬で、中山コース適性が高いフィフスペトル、中山適性は高くないが、絶好の展開になりそうなシルポートが面白い。

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