2012年02月10日

【クイーンカップ】阪神ジュベナイルフィリーズ&1600m組が優勢

★ポイント1「前走阪神ジュベナイルフィリーズ組」
→過去10年、前走阪神ジュベナイルフィリーズ組の成績は【1・2・2・11】複勝率31.3%。阪神芝外回り・1600mに馬場改修以降は【1・2・2・6】複勝率45.4%と関連性を強めており、好走ローテとして見逃せない。
(ホエールキャプチャ、マイネイサベルetc)

★ポイント2「前走1600m組」
→過去10年、前走1600m組の成績は【7・7・7・58】。これを芝1600mの新馬戦勝ちから臨んだ馬に限定すると【0・2・2・7】複勝率36.4%ということで、新馬戦勝ちの馬を狙うならこの条件だ。
(ライムキャンディ、オースミバーディーetc)

★ポイント3「対牡馬混合戦実績」
→京成杯4着のリトルアマポーラ、ダリア賞勝ちのプリンセスメモリーなど、対牡馬混合戦での実績馬の好走が目立つクイーンカップ。牡馬混合戦>牝馬限定戦という構図は明らかだ。
(リトルアマポーラ、プリンセスメモリーetc)

東京芝1600mで行われるクイーンカップ。この時期の牝馬としてはスタミナが求められる舞台ということでオークス好走馬を多数輩出しており、先を見据える上でも注目したいレースだ。

今年の出走予定馬で注目を集めているのはイチオクノホシ。初の1600m&関西圏での競馬となった阪神ジュベナイルフィリーズでは4着と健闘。今回は2戦2勝の左回り替りということで、前走からのプラス材料は多い。

とはいえイチオクノホシに1600mでの勝ち鞍がない点も事実。それなら東京1600mでの勝利実績を持つモエレフルールを上位評価とする手もある。馬券圏外に敗れた一戦は洋芝の札幌1500mのみで、1600mでは【1・1・1・0】と馬券圏外なし。軸という意味ではふさわしい1頭と言えそうだ。

フェアリーS4着のオメガハートランドは初の右回りに加えて外枠が響いたか。くるみ賞ではレオアクティブ、トウケイヘイローという朝日杯FS3・4着馬と好勝負を演じており、対牡馬混合戦での実績馬の好走が目立つクイーンカップの性質とマッチしている。

ちなみに過去10年のクイーンカップにおいて、馬番ふた桁番を引いた馬が馬券圏内に入れなかった年はわずか2度。揉まれずに競馬ができる外枠の馬にアドバンテージがあるようだ。


【データで見るオススメ馬】

★イチオクノホシ
→過去10年、前走阪神ジュベナイルフィリーズ組の成績は【1・2・2・11】複勝率31.3%。初の1600m&関西圏での競馬となった阪神ジュベナイルフィリーズでは4着と健闘。今回は2戦2勝の左回り替りということで、前走からのプラス材料は多い。

【馬場で見るオススメ馬】

★オメガハートランド
→フェアリーSは初の右回りに加えて外枠が響いたか。東京のくるみ賞ではレオアクティブ、トウケイヘイローという朝日杯FS3・4着馬と好勝負を演じており、対牡馬混合戦での実績馬の好走が目立つクイーンカップの性質ともマッチしている。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★モエレフルール
→過去10年、前走牡馬混合のオープンから臨んだ馬の成績は【2・2・2・9】複勝率40.0%。前走で好勝負を演じたセイクレットレーヴはクロッカスSを制しており、その比較からここで通用する可能性は十分だ。

【血統で見るオススメ馬】

★ヴィルシーナ
→前走1800〜2000mから東京芝1600mに臨むディープインパクト産駒は【2・1・2・4】複勝率55.5%。極めて高い好走率を誇り、オークスにつながる潜在的なスタミナを求められることから2000mでの勝ち鞍がある点も魅力だ。

(競馬天気:火曜コラム「データ分析」より、※会員の方は共同通信杯・京都記念のデータ分析をご覧頂けます)

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