2012年02月05日

【東京新聞杯出走馬分析】内枠のガルボ、フミノイマージンに穴妙味

■個々の馬分析
・フミノイマージン
前走を含め、昨年牝馬重賞を3勝。斤量面もあって大きく人気を落としているが、同じ斤量を背負って強い勝ち方を見せた前走からは大きな影響はないと考える。前走から距離短縮で出走したときの成績が良い馬でもあり、再度の激走の可能性も十分。

・ガルボ
一時期調子を落としていたものの、毎年実績を残す冬を迎えて徐々に復調。前走も大外枠から先行するロスがありながら2着に粘りこんだ。条件への適性は高く、展開面でも有利。

・フレールジャック
芝1600〜芝2000mがベストの中距離向きと判断しているが、神戸新聞杯でも3着と好走しているように、このメンバー中ではスタミナ上位。距離短縮の馬や、スタミナ血統などタフな馬が例年よりも穴を出している今の東京芝は向いている。リアルインパクト、コティリオンなど、ディープインパクト産駒は東京芝1600〜1800mへの適性が高い産駒が多い。

・ダノンシャーク
速い上がりへの対応力に優れる馬。前走は追い込んだが、勝利した4勝は全て先行してのもので、自在性があるため成績が安定しやすい。ディープインパクト産駒で、この条件への適性はそれなりに高いと判断。

・サダムパテック
距離が長いと思っていた菊花賞でも5着と健闘したものの、その後距離を詰めてもワンパンチ欠くレースが続く。馬群の中で脚を溜めてこそ良さが出る馬で、内枠向き。マイル適性はそれなりにあるとは思うが、外枠ではやや狙い目が下がる。

・マイネルラクリマ
すんなり好位を取れて、かつ馬群も苦にしない器用さが武器。よって、これもできれば内枠が欲しかったところ。デビュー以来12戦、4コーナーでの位置取りが2〜6番手の好位を取れたのが11回という安定性で、着順も全て6着以内。ここもそれなりに上位争いには顔を出してきそう。


■展望
内枠の馬の活躍が目立った土曜の東京。また、先週からスタミナ面に優れる血統や臨戦が穴をあける傾向もある。
ここは人気馬の多くが外枠に入ったこともあり、特に内枠の馬の穴に期待したい。

その中ではガルボ、フミノイマージンの2頭に注目。

ガルボは外枠でもスムーズに先行できれば好走できるが、阪急杯、京都金杯、シンザン記念と重賞での多頭数内枠で3度好走。大外枠から先行するのに脚を使いながら2着に粘った前走の内容より、一時期のスランプは脱したと判断する。

フミノイマージンは、斤量が嫌われたか、実績のわりに人気を落としている印象。タフな馬場になっている今の東京芝は合っている。

また、今年もジェンティルドンナ、ドナウブルーが重賞勝ちしているように、ディープインパクト産駒はマイル適性が高いものが多い。その意味では、人気馬のうちフレールジャック、ダノンシャークの2頭はそれなりに信頼できそうな馬といえる。

馬券的には上記4頭を中心にしつつ、馬単体適性で名前があがらなかった馬も含めて内枠に広く流して穴を狙う。

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