2010年07月30日

マイネルキッツ、豪メルボルンC挑戦が正式決定

昨年の天皇賞・春を制したマイネルキッツ(牡7=国枝)が、オーストラリア最大のG1、メルボルンC(11月2日、フレミントン競馬場)を目指すことが正式に決定した。07年の馬インフルエンザ発生以降、日本馬がオーストラリアに入国する際には、オーストラリア政府が衛生条件を認めた第三国で60日以上の滞在を義務付けられていたが、条件が緩和される見通しが立ったため。

 国枝師は「国内での輸出検疫を2週間、現地での輸入検疫を2〜3週間行えば入国OKとなるそうなので、それなら行こうという話になった」と説明。国内の検疫場所は東京競馬場が候補となっている。キッツは放牧先のビッグレッドファーム(北海道新冠町)から、28日に札幌競馬場に入厩。札幌記念(8月22日)に出走した後、9月初めに検疫に入る。現地では前哨戦のコーフィールドC(10月17日、コーフィールド競馬場)にも出走を予定している。

なお、同様にオーストラリア遠征を視野に入れているジャガーメイル(牡6=堀)は、オーナーサイドと協議を継続する。

スポニチアネックス - 2010/7/30 7:04