2022年07月19日

【函館記念】(函館)ハヤヤッコが力強く伸びて芝とダートの両重賞制覇を達成

函館11Rの第58回函館記念(3歳以上GIII・芝2000m)は7番人気ハヤヤッコ(浜中俊騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分03秒6(重)。3/4馬身差の2着に1番人気マイネルウィルトス、さらに3馬身差の3着に4番人気スカーフェイスが入った。

ハヤヤッコは美浦・国枝栄厩舎の6歳牡馬で、父キングカメハメハ、母マシュマロ(母の父クロフネ)。通算成績は29戦6勝。

レース後のコメント
1着 ハヤヤッコ(浜中俊騎手)
「返し馬から調子の良さを感じたので、枠も内でしたし、積極的にポジションを取って競馬をしたいと思っていました。手応えはずっと良く、3コーナーから外に誘導して、さらに手応えが良くなったので、良い感じだなと思っていました。先頭に立ってからも渋太く頑張ってくれて、2着馬が迫ってきてからももうひと頑張りしてくれました。白毛の活躍馬ということで、今後もまた注目して頂ければと思います」

2着 マイネルウィルトス(M.デムーロ騎手)
「一番はスムーズな競馬がしたかったんです。ただスタートが速くなくてトビが大きいので、小回りは難しかったです。それでも3コーナーでの手応えは抜群で、伸びるかと思いましたが、追い出すとジリジリとした伸びでした。それでも脚は使ってくれました。よく頑張っています」

3着 スカーフェイス(岩田康誠騎手)
「勝負どころは3コーナー手前だったでしょうか。あそこで内に入れば、勝ち馬のラインに行けたかもしれません。この馬自身頑張ってくれましたが、1着と3着は違います。勝ちに行ったのですが、悔しい結果になってしまいました」

4着 ウインイクシード(藤岡佑介騎手)
「雨馬場は合わないと聞いていて、返し馬でもそうでした。スタートを出てから、抱えられる位置で運ぼうと思いましたが、ブリンカーが利いていて、じっくり乗ると良い手応えでした。4コーナーでは勝てるかと思うくらいでした。こういう競馬をしていけばチャンスがありそうです」

5着 サンレイポケット(鮫島克駿騎手)
「タフな競馬でした。それは時計からも感じます。勝ちに行きましたが......。ブリンカーと洋芝は合っていましたが、最後は力尽きました。ここ数戦は出し切っていない感じでしたが、今日は出し切った結果でした。レース後は息が上がっていました。それだけタフな競馬だったのだと思います」

6着 アラタ(横山武史騎手)
「馬場がイレギュラーすぎました。この馬にはかわいそうでした」


2022/07/17(日) 17:18
ラジオNIKKEI