2010年07月11日

【七夕賞(GIII)】(福島)〜柴田善騎手 ドモナラズで3週連続重賞V

福島11Rの第46回七夕賞(GIIIハンデ、3歳上、芝2000m)は、11番人気ドモナラズ(柴田善臣騎手)が道中最後方から大外一気の差し切り勝ちで重賞初制覇。勝ちタイムは2分0秒4(良)。クビ差2着に6番人気アルコセニョーラ、さらに1/2馬身差で1番人気サンライズベガ、2番人気バトルバニヤンの2頭が3着同着となった。

ドモナラズは栗東・音無秀孝厩舎の5歳牡馬で、父アフリート、母アンプルカット(母の父ナリタハヤブサ)。通算成績は27戦6勝となった。

〜レース後のコメント〜
1着 ドモナラズ(柴田善騎手)
「走りましたね。なるべく抑えて折り合いをつけて行けば、と思って行きました。最後横一線になりましたが、馬場のいい外めを通っていましたし、よく伸びてくれました。春もいい感じで締めくくれて、夏競馬もいい感じで来ていますので、これからも頑張って行きたいです」

2着 アルコセニョーラ(武士沢騎手)
「ハンデも増えて来ているし、よく走っています。この馬の競馬は出来たし、夏を迎えて調子を上げています」

3着同着 サンライズベガ(松岡騎手)
「出遅れがすべて。折り合いもついて最後まで頑張って走ってくれました」

3着同着 バトルバニヤン(中舘騎手)
「ちょっと仕掛けるのが早かったかな? そんなにペースは速くなかったし…。でも、前の馬がみんなバテてきて馬がフワッとしてしまった。2000mも少し心配だったが、最後は軽いのにやられてしまった」

5着 トウショウシロッコ(吉田豊騎手)
「今日はうまく行ったと思いました。道中もサニーサンデーの後ろにいれば自然と前が空くと思っていました。この馬の理想は、3、4コーナーで動いて先頭に立って突っついてもらう形。今日は前が空いた時には外から来られてしまっていた。立て直して来たし、体もこれくらいの方が動けたし、新潟コースも合っているので頑張りたい」

11着 サニーサンデー(吉田隼騎手)
「今日は馬に活気がなかった。真面目な馬で、競馬に行けばハミを取るが、今日は噛んでも我慢出来るくらいだった」

(ラジオNIKKEI)