2010年07月11日

【プロキオンS(GIII)】(阪神)〜ケイアイガーベラ レコードタイムで重賞初V

阪神10Rの第15回プロキオンステークス(GIII、3歳上、ダート1400m)は、スタートから先手を奪った4番人気ケイアイガーベラ(岩田康誠騎手)が後続に4馬身差をつけて逃げ切り、重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分21秒8(稍重)のレコード。2着に2番人気サマーウインド、さらにハナ差で3着に1番人気ナムラタイタンが入った。

ケイアイガーベラは栗東・平田修厩舎の4歳牝馬で、父Smarty Jones、母アンナステルツ(母の父Danzig)。通算成績は10戦6勝となった。

〜レース後のコメント〜
1着 ケイアイガーベラ(岩田騎手)
「自信を持って乗りました。結果を出せて嬉しいです。外枠ということもあり、番手の競馬も考えましたが、調子が良かったし、ポンとハナに行けました。牝馬ながら落ち着きがあり、スタートのスピードも速くて、乗っていて楽ですね」

2着 サマーウインド(藤岡佑騎手)
「ゲートをうまく出られましたし、折り合いもスムースにつきました。リラックスして運べましたし、勝ち馬とは距離適性の差だと思います。今日はすべてうまく運ぶことが出来ました」

3着 ナムラタイタン(熊沢騎手)
「レコードで逃げ切られたら、勝った馬を褒めるしかありません。この馬も最後までよく追い上げてくれています。初めて馬込みに入る競馬をしましたが、対応してくれました。まだまだ先のある馬ですし、楽しみです」

4着 ダイショウジェット(柴山騎手)
「芝の部分で馬が進んで行かず、思いの他、後ろの位置取りになりました。よくここまで来てくれました。やはり力はありますし、状態も良さそうでした」

9着 グロリアスノア(小林慎騎手)
「プラス体重でも太い感じはしませんでした。とにかく追走に余裕がありませんでした。状態は良かっただけに、もっと力の要るパサパサの馬場でやりたかったですね」

11着 マカニビスティー(川田騎手)
「追っつけ通しで…。少し忙しすぎました」

(ラジオNIKKEI)