2014年05月01日
【天皇賞・春】ゴールドシップ“状態文句なし”ムチで気合2馬身先着
「第149回天皇賞・春」(4日、京都)の追い切りが30日、美浦、栗東トレセンなどで行われた。栗東組のG1・4勝馬ゴールドシップは新コンビとなるクレイグ・ウィリアムズ(36=豪州)を背に坂路で併せ馬。最後までしっかりと気合をつけられてラスト1F12秒8と上々の時計をマーク、昨年5着の雪辱へ万全の態勢を整えた。なお同レースは1日に出走馬、枠順が確定する。
追い切りはもちろん、逍遙(しょうよう)馬道と厩舎周りの乗り運動を終えて厩舎に戻るまで、新コンビを組むウィリアムズはゴールドシップに付き添った。その間、およそ30分。“2人”が絆を確かなものにするには、十分すぎる時間だった。下馬すると取り囲んだ報道陣に対して飛びっきりの笑顔を向けた。
「精神面に重きを置いて乗ったんだ。気難しい面がある馬と聞いていたけど、そんな面は見せなかったね。大満足だよ」
最終追いは坂路でショウナンマオ(5歳1000万)を2馬身追い掛けてスタート。ラスト2Fで並びかけても鞍上の手は緩まず、右ムチが2発飛ぶ。最後まで気を抜くことなく走りきって2馬身の先着だった。
「全力で走ることを思い出させるように…と追ったんだ。反応が凄く良かった。状態面は文句なしだね」
2週前、1週前と2週連続でハードな併せ馬を敢行した。とりわけ1週前はCWコースで6F75秒6の猛時計。陣営はこれでほぼ仕上がったと判断して、最終追いは坂路を選択した。それでも結果的にハードな追い切りになったことから、外野からは“やり過ぎでは!?”の声が上がったが、須貝師は一笑に付した。
「G1だから、ある程度は攻めなあかんよ。もう5歳だから、あまり気を抜かせると良くない。リラックスした中でいい時計を出せているから心配ないよ」
出来は文句なし。ならば後は京都の高速ターフに対応できるかどうか。ウィリアムズは率直な答えを口にした。
「幸い、今週は土曜も京都で乗るし、しっかり馬場を見極めて乗るつもり。この馬の一番の持ち味の持続力を生かしたいね」
1年前のリベンジへ、やれることは全てやった。豪州の剛腕を背にして、誰よりも速く駆け抜けてみせる。
(スポニチアネックス)