2013年10月17日
【菊花賞】フルーキー絶好調!手綱抑えたまま“時計出ちゃった”
タイランドC→野分特別と現在2連勝中のフルーキー。勢いは僚馬エピファネイアにも負けない。全休明けの16日、午前6時の開門と同時に坂路へ。台風26号の雨は収束に向かっていたが、水分をたっぷり含んだウッドチップを蹴散らし、4F59秒8〜1F14秒1で力強く駆け上がった。追い切りではないが、手綱を抑えたまま、自然と“時計”になる体調の良さ。気持ちが高ぶっていないのがいい。 【菊花賞】
スポークスマンの松田助手は切り出した。「レース間隔がゆったりとある分、馬にゆとりがある。成長が著しい。いい意味での遊びが出てきた。それが、最後の瞬発力につながっているのだろう」
前2戦の3F33秒8、34秒0は、ともにメンバー最速。課題だった折り合いの不安は解消し、ビュンとはじけた。野分特別を突破した点も実は“売り”。09年スリーロールスは同1着から菊花賞V。02年ヒシミラクルは同1着から神戸新聞杯(6着)を経由して、菊の大輪を咲かせた“出世レース”だ。
もちろん、距離不安をささやかれていることは陣営も承知。父リダウツチョイスは芝1200メートル〜1600メートルでG1・4勝。「確かに、血統からマイナス面も考えられるが、今は折り合いの心配がないから」と同助手。続けて「道中の反応が遅い分、距離が延びて良さが出る期待もある。母の父にサンデーサイレンスの血が入っているし、長くなればなるほど、SSの血が出てくれるのでは」と熱い期待を寄せた。
角居厩舎にとっても、菊花賞は04年デルタブルースでG1初制覇を飾った思い出のレース。同馬は九十九里特別(中山)からV。レース名は違っても「1000万下特別」を制して、菊花賞に駒を進めた点では同じだ。単勝1倍台確実の断然人気エピファネイアの最大の敵は案外、身内!?にいるかもしれない。
(スポニチアネックス)