2013年05月23日
【ダービー】国枝厩舎“第3の男”ヒラボクディープが怖い
【G1ドキュメント=22日】G1連勝こそ止まったものの、ダービーにも有力馬が多数エントリーしている関東勢。追い切り日の美浦トレセンは女性リポーターを擁するテレビクルーが多数訪れ、早朝から華やかなムードに包まれていた。
次々に行われるダービー組の追い切りの中で、鳥谷越は青葉賞馬ヒラボクディープの動向を特に注目していた。最大のポイントは、国枝師が「行儀が悪い」と表現するコース入りの瞬間だ。青葉賞時の最終追いを含め、これまで何度も騎乗者を振り落としてきた暴れん坊。この日も全身を上下に振りながらWコースの入り口へ突進したが、鞍上の椎本助手が懸命になだめて無事にスタートした。
レースでコンビを組む蛯名騎乗の僚馬サイレントクロップ(4歳500万)を先導する形で進み、しまい強めに追われて併入。手応えはパートナーに見劣ったが、国枝師は「前回は追いかける形でひと息だったので、きょうは前へ。スムーズな調教ができたし、出来に関しては問題ない」とホッとした表情を見せた。
その後はヒラボクの直後に追われたロゴタイプの話題に。「追い切りを見たが素晴らしいな。相手にとって不足なし?それは、おこがましい。ウチのマンボネフュー(ロゴに2戦2敗)もカミノタサハラ(皐月賞でロゴの4着)もやられているから」とライバルを持ち上げた。とはいえ、決して白旗を揚げた訳ではない。「これで3本目の矢だ」。豊富なタレントを抱えるトップ厩舎の底力は侮れないと、鳥谷越はノートに記した。
(スポニチアネックス)