2013年04月25日
【天皇賞・春】9歳ジャガーメイル その若々しさに恐れ入ります
【G1ドキュメント=24日】何度も、いや何十回も見てきた光景。ポリトラックコースを突き進むジャガーメイルの姿に小田は安心感を抱いた。石橋(レースは戸崎)を背に単走。直線は手綱が意欲的に動き、5F63秒8〜1F12秒4。先週18日も6F76秒3と長めからびっしり追っており意欲満々。9歳と思えぬ精力には恐れ入る。
降りだした雨の中、堀厩舎に向かうと、橋本助手が端的に切り出した。「いつも通り。5Fから15秒台のペースで入り(残り800メートルの)半マイルでペースアップ。先週と比べても、今週は反応が良かった。仕上がっている」
3年前の優勝馬。天皇賞・春は実に4度目の挑戦。「馬柱を見て(年齢欄に)9と書いてあるので、ああと思う程度で、年齢を感じさせない。成績も最近は盛り返している」。暮れの香港ヴァーズ(2着)はレッドカドー相手に鼻差の死闘。前走・ダイヤモンドS(2着)は58・5キロのトップハンデを背負って、しぶとく伸びた。3年前の輝きは衰えていない。
「しまいだけの瞬発力勝負などが向かない点では年齢を感じるが、2400メートル以上、特に京都外回りの長丁場は安定している。勝てないのは勝負運がないだけ。能力は見劣らない」。同助手は力強く言い放った。11歳トウカイトリック、10歳マイネルキッツ、9歳ジャガー。彼らと同世代?の小田は“おじさん対決”に熱いものを感じていた。勝てば、3年前の天皇賞以来の白星。ひたむきに頑張るジャガーに、そんなハッピーな結末があってもいい。
(スポニチアネックス)