2012年05月22日
【日本ダービー】データ面ではゴールドシップとワールドエースに明暗分かれる
★ポイント1「前走皐月賞勝ち馬」
→過去10年、前走皐月賞勝ち馬の成績は【4・0・1・4】複勝率55.6%。皐月賞2着馬の成績【0・0・2・8】と比較すると圧倒的な差があり、皐月賞の結果がそのまま反映されることが多くなっている。
(オルフェーヴル、メイショウサムソンetc)
★ポイント2「前走青葉賞勝ち馬」
→過去10年、前走青葉賞勝ち馬の成績は【0・4・1・5】複勝率50.0%。こちらも青葉賞2着馬【0・0・0・9】と比較すると圧倒的な差があり、この組は勝ち馬だけを狙えば良さそうだ。
(ウインバリアシオン、アドマイヤメインetc)
★ポイント3「重賞勝利実績」
→過去10年、連対を果たした20頭すべてが重賞勝利実績を持っていた。スマイルジャック、アサクサキングスといった人気薄激走馬もこれに該当する点から「前走惨敗により人気を落とした実績馬」に穴妙味がありそうだ。
(スマイルジャック、アサクサキングスetc)
東京芝2400mで行われる3歳馬の頂上決戦・日本ダービー。それゆえ陣営がこの1戦にかける思いは強く、結果的にそれが6年連続で6番人気以下の馬が3着内に入るという波乱を生み出している要因なのかもしれない。数あるG1のなかでも屈指の荒れるG1だ。
ならば今年も順当にはいかない・・・と思いたいところだが、皐月賞は周知の通りゴールドシップの圧勝。内田博騎手のファインプレーがあったとはいえ、2着馬に2馬身半差はあまりにも決定的な差だった。過去10年、皐月賞を上がり3ハロン最速で制した馬は【3・0・0・0】。東京芝重賞勝利実績も含めて死角はない。
スタートで躓き、直線も大外を通るコースロスがあったワールドエースはゴールドシップと差のない人気になるかもしれない。その潜在能力に疑う余地はないが・・・こちらは過去10年、皐月賞2着馬が【0・0・2・8】と不振傾向にあるというマイナスデータが付きまとう。また、レースぶりを見てもインを突けるゴールドシップに対して現状外々を回す競馬しかできない点など、近年のダービーに求められる器用さが足りないのは事実だ。
皐月賞組からは、ディープブリランテ、コスモオオゾラ、グランデッツァも虎視眈々。この3頭はスプリングSではグランデッツァがディープブリランテに先着、共同通信杯ではディープブリランテがコスモオオゾラに先着、皐月賞ではコスモオオゾラがグランデッツァに先着とたすき掛けの関係になっている。ただ、ディープブリランテ&グランデッツァは1800m>2000m、コスモオオゾラは中山>東京という一連の成績が示す通り、ゴールドシップを逆転するまでの材料には乏しい。
別路線組では、同条件の青葉賞を制したフェノーメノ。こちらも弥生賞を見る限り有力馬との勝負付けは済んだ感はあるが、東京>中山という適性が極端に出ている。弥生賞惨敗→青葉賞快勝は昨年の2着馬・ウインバリアシオンとまったく同じで、軽視できない1頭だ。
ちなみに2006年以降の日本ダービーにおいて、2枠より内に入った馬が連対を外した年はない。今年の有力馬は特に後方で終いの脚を活かしたい馬が多く、内枠の先行馬が人気の盲点と言えそうだ。
【データで見るオススメ馬】
★ゴールドシップ
→過去10年、前走皐月賞勝ち馬の成績は【4・0・1・4】複勝率55.6%。皐月賞を上がり3ハロン最速で制した馬は【3・0・0・0】という点、東京芝重賞勝利実績も含めて死角はない。
【馬場で見るオススメ馬】
★フェノーメノ
→東京芝【3・0・0・0】と完璧な成績を残している馬。青葉賞を同馬より速い時計で制した馬はダービーで【0・1・1・1】ということで、時計面からダービーでも通用する可能性は十分だ。
【気候で見るオススメ馬】
★スピルバーグ
→同馬が挙げた2勝は秋・春の東京芝。その一方で、同馬が敗れた4戦は1〜3月の寒い時期。季節巧者である可能性は否定できず、苦手な寒い時期でゴールドシップ、ディープブリランテと接戦を演じていたとすればその差は詰まってもおかしくない。
【ローテーションで見るオススメ馬】
★グランデッツァ
→年明け緒戦で弥生賞orスプリングS連対→皐月賞1番人気で敗戦というのは近年ではロジユニヴァース、古くはアドマイヤベガ、ウイニングチケットなどがダービー馬に輝いた定番の一変ローテ。前走は大外枠が響いた面もあり、ダービーと好相性の内枠を引けるようならまだ見限れない。
【血統で見るオススメ馬】
★ヒストリカル
→ディープインパクト×母父ノーザンダンサー系の馬は東京芝2400mで【4・1・2・5】複勝率58.3%。同馬は父譲りの切れ味を残しつつ道悪をものともしないパワーも合わせ持ち、芝2400mをこなせるだけの血統背景を秘めている。