2012年05月08日
【ヴィクトリアマイル】世代交代の可能性は十分、4歳勢は馬場が分かれ目か
★ポイント1「東京芝G1連対馬」
→過去6年、東京芝G1連対歴のある馬の成績は【4・3・1・9】複勝率47.0%。ウオッカ、ブエナビスタなど牡馬相手のG1好走歴があればその信頼度はさらに高まる。
(ウオッカ、ブエナビスタetc)
★ポイント2「阪神牝馬S敗戦組」
→前走阪神牝馬S敗戦組で馬券圏外に敗れた馬の巻き返しが目立つヴィクトリアマイル。数多くのリピーターを生み出す阪神芝1400mは特殊なコースゆえ適性のない馬は惨敗を喫することが珍しくなく、そこで見限るのは早計だ。
(ヒカルアマランサス、アサヒライジングetc)
★ポイント3「内枠」
→過去6年のヴィクトリアマイルにおいて、1〜2枠に入った馬が馬券圏内に入れなかったことはない。A→Bコース替りで行われるレースだけに内枠有利の傾向が顕著で、それが速い上がりを使える先行馬であればなおさらだ。
(ダンスインザムード、コイウタetc)
東京芝1600mで行われる古馬牝馬限定G1・ヴィクトリアマイル。近年はウオッカ、ブエナビスタ、アパパネといった稀代の名牝が勝ち馬に名を連ねたが、今年ははっきりと混戦ムード。「新女王」の座を巡って激しいレースが期待できる。
まず取り上げたいのは復権にかける「旧女王」アパパネ。昨年の覇者に対して旧女王という表現は失礼かもしれないが、昨年の同レース以降【0・0・1・4】と精彩を欠いているのはれっきとした事実。昨年以上のパフォーマンスを望むのは少々酷かもしれない。
反対に、今年に入って成長目覚しいのが前走重賞勝ちから臨む2頭。人気薄で阪神牝馬Sを逃げ切ったクィーンズバーンは逃げ馬不利の阪神芝1400mを逃げ切った点を高く評価できるし、福島牝馬Sを制したオールザットジャズはハイペースを先行押し切りの前走内容が秀逸。ともに東京芝は初という不安材料こそあれ、牝馬は調子という格言に乗ってみる手はある。
昨年の牝馬クラシック戦線を賑わせた馬はどうか。ここでは桜花賞1,2着馬マルセリーナ、ホエールキャプチャが実績面で上位に立つ。パンパンの良馬場ならマルセリーナの切れ味が、渋った馬場ならホエールキャプチャのバテない末脚に勝機を見出せそうだ。
ちなみに過去6年のヴィクトリアマイルにおいて、前走牡馬混合芝重賞組の成績は【3・2・1・4】複勝率60.0%。対牡馬相手の実績は牝馬限定レースで大きなアドバンテージになるということで、今年の出走予定馬でこれに該当するアプリコットフィズ、グランプリエンゼルには注意が必要だ。
【データで見るオススメ馬】
★アプリコットフィズ
→過去6年、前走牡馬混合芝重賞組の成績は【3・2・1・4】複勝率60.0%。東京芝1600mでは【3・1・0・1】と不振を極めた昨年のヴィクトリアマイル以外連対を外しておらず、そのなかには対牡馬混合重賞の富士S2着も含まれている。コース替りで一変の可能性は十分だ。
【馬場で見るオススメ馬】
★クィーンズバーン
→逃げ馬不利の阪神芝1400mを逃げ切った前走。新コース設立以降、この条件の重賞を逃げ切った馬はローレルゲレイロ、アストンマーチャンといったG1馬ばかりで、再度の逃げ切りも考えられる。
【気候で見るオススメ馬】
★ホエールキャプチャ
→夏の北海道で勝ち上がり、11月の京都、冬の中山で馬券圏外。寒い時期より暖かい時期が向くのは明らかで、気候替りでの一変が期待できそうだ。
【ローテーションで見るオススメ馬】
★マイネイサベル
→阪神JF経由のクイーンカップ、秋華賞経由の福島記念(新潟外回り施行)など左回り替りでの好走が目立つ馬。今回も同じローテーションで臨むということで、まだ見限れない1頭だ。
【血統で見るオススメ馬】
★オールザットジャズ
→タニノギムレット産駒は東京芝1600m重賞で【6・2・4・12】複勝率50.0%。過去のヴィクトリアマイルでもウオッカ、ニシノブルームーンが馬券圏内に入っており、このコースとの相性は抜群だ。