2012年04月12日
【皐月賞】ローテ魅力のグランデッツァ、妙味は弥生賞で4角4番手以内にいた馬
★ポイント1「前走若葉S組」
→過去10年、前走若葉S組の成績は【2・3・1・18】複勝率25.0%。2005年以降に限定すると【1・3・1・8】複勝率38.4%まで跳ね上がり、近年の皐月賞における重要ステップレースとなっている。
(ヴィクトリー、シックスセンスetc)
★ポイント2「弥生賞で4角4番手以内」
→過去10年、弥生賞で4角4番手以内にいた馬の成績は【1・3・4・8】複勝率50.0%。これは弥生賞と皐月賞で馬場差が発生する皐月賞特有の傾向で、先行馬有利の馬場になりやすい皐月賞で先行力は大きな武器となる。
(キャプテントゥーレ、タケミカヅチetc)
★ポイント3「1600m好走実績」
→ノーリーズン、キャプテントゥーレ、トライアンフマーチなど1600m好走実績のある馬が穴をあけることがある皐月賞。高速馬場化が顕著な今の中山芝は当該距離より短めの距離実績がほしいところだ。
(ノーリーズン、トライアンフマーチetc)
中山芝2000mで行われる皐月賞。牝馬クラシック戦線と比較してトライアルは人気馬が順当に勝利を収めることが多く、有力馬が大きな不安を抱えることなく臨んできた印象。とはいえ2004年以降の皐月賞で6番人気以下の人気薄が馬券圏内に入れなかった年はなく、波乱の可能性も考えたいところだ。
2012年皐月賞の主役はディープインパクト産駒。なかでも大将格として注目されているのがきさらぎ賞・若葉Sと連勝で臨むワールドエース。前走は陣営が課題として挙げていたコーナー4つの小回りコースへの対応力を示しており、ひとつずつ弱点を克服していっている。その代償として出遅れ癖が出てきたのは気がかりだが・・・
同じディープインパクト産駒でも、折り合い面で不安を抱えるのはディープブリランテ。この馬に関しては自分との戦いとなるが、ワールドエースと比較して関東圏での輸送はお手のもの。勝負所で一気に前を捕まえる脚の速さは皐月賞向きで、折り合いさえつけばということになるだろう。
そのディープブリランテを下した2頭がそれに続く有力候補。ゴールドシップは連対率100%という抜群の安定感が魅力だが、過去10年で【0・0・3・14】と連対馬を輩出していない中10週以上の間隔で臨む点が気がかりだ。一方、グランデッツァは過去10年で【4・1・0・5】複勝率50.0%のスプリングS勝ち馬という強力データが後押しする。
ちなみに過去10年の皐月賞において、岩田騎手は【2・1・1・3】複勝率57.1%、Mデムーロ騎手は【2・1・0・1】複勝率75.0%。近年の皐月賞はこの2人で回っているようなもので、岩田騎手騎乗予定のディープブリランテ、Mデムーロ騎手騎乗予定のグランデッツァには注意が必要だ。
【データで見るオススメ馬】
★グランデッツァ
→過去10年、スプリングS勝ち馬の成績は【4・1・0・5】複勝率50.0%。3勝中2勝が稍重〜重、1勝が洋芝ということで高速馬場には一抹の不安が残るが、前走の勝ちっぷりからここでも軽視はできない。
【馬場で見るオススメ馬】
★マイネルロブスト
→稍重〜不良【0・0・1・2】に対し、良【2・2・0・0】という馬。前走は苦手な道悪馬場ということで度外視でき、朝日杯FS・京成杯と重賞2着好走歴のある中山芝・良馬場なら一変の可能性を秘める。
【気候で見るオススメ馬】
★ディープブリランテ
→2勝が気候/涼〜暖、2着2回が気候/寒という馬。近2走の敗因が季節的要因ではないとは言い切れない部分があり、暖かくなるこの時期に本来の能力を発揮というシーンがあってもおかしくない。
【ローテーションで見るオススメ馬】
★メイショウカドマツ
→葉牡丹賞から一貫して芝2000mを使われている同馬。これはヴィクトリー、ヒルノダムール、タイガーカフェといった過去の好走馬にも共通する点であり、豊富な距離実績はここでも大きな武器となる。
【血統で見るオススメ馬】
★トリップ
→クロフネ×サンデーサイレンスの配合馬は中山芝2000mで【3・1・0・7】複勝率36.4%。この馬自身弥生賞2着があるようにこのコースは得意とするところで、血統面を活かしてさらなる前進があっても。