2012年03月20日

【高松宮記念】2強に意外な死角、ローテで魅力はマジン&サンカルロ

★ポイント1「前走阪急杯組」
→過去10年、1400mに施行条件変更以後の前走阪急杯組の成績は【3・3・3・19】複勝率32.1%。これを阪急杯3着内馬に限定すると【3・1・3・5】複勝率58.3%まで跳ね上がり、高松宮記念との関連性は極めて高い。
(スズカフェニックス、オレハマッテルゼetc)

★ポイント2「5歳馬」
→過去10年、5歳馬の成績は【5・5・3・32】複勝率28.9%。キンシャサノキセキが7〜8歳にかけて連覇を達成し、4歳馬が【1・2・0・40】である点を踏まえると、スプリント路線は経験値が問われるのだろう。
(ファイングレイン、サニングデールetc)

★ポイント3「1600m勝利実績」
→2005年以降の高松宮記念において、勝ち馬に共通しているのは1600m勝利実績。時計のかかる新生中京では特にこの部分は重要と言えそうだ。
(アドマイヤマックス、スズカフェニックスetc)

中京芝1200mで行われるスプリントG1・高松宮記念。キンシャサノキセキの引退により混迷を極めるかと思われたスプリント路線だが、ここにきてトップどころが決まってきた印象。かつてのような絶対王者は不在にしても、ハイレベルなレースが期待できそうだ。

その主役は2頭。まずは昨年のスプリンターズSでロケットマン以下を下し、最優秀短距離馬に輝いたカレンチャン。道悪馬場&外枠に泣いたオーシャンSはステップとしては上々のレースで、ひと叩きされたここは当然巻き返してくるだろう。

昨年秋から彗星のごとく登場したのがロードカナロア。1200mでは6戦6勝と完璧な成績を残しており、カレンチャン以外の有力馬とはすでに勝負付けがついた印象。懸念される急坂も中山芝1600mをこなしている点から大きな問題には思えず、目下の勢いは軽視できない。

2強ムードが濃厚な今年の高松宮記念だが、ローテーション面で2頭を上回るのが前走阪急杯組。過去10年、1400mに施行条件変更以後の前走阪急杯組の成績は【3・3・3・19】複勝率32.1%。これを阪急杯3着内馬に限定すると【3・1・3・5】複勝率58.3%まで跳ね上がることから、マジンプロスパー、サンカルロの食い込みは十分考えられる。

ちなみに過去10年の高松宮記念において、1600m勝利実績馬の活躍が目立つ。新生中京はスタミナが問われる舞台に変貌しており、1600m勝利実績がある馬には注意が必要だ。


【データで見るオススメ馬】

★マジンプロスパー
→過去10年、1400mに施行条件変更以後の前走阪急杯3着内馬の成績は【3・1・3・5】複勝率58.3%。地方時代とはいえ1600mでの勝利実績もあり、1200〜1600mまで幅広い距離適性を持つ点も高松宮記念向きだ。

【馬場で見るオススメ馬】

★カレンチャン
→同馬が芝1200mで馬券圏外に敗れたのは重馬場だった前走オーシャンSのみ。良馬場・芝1200mでは【5・1・1・0】と馬券圏外がなく、良馬場なら前走のようなことはないだろう。

★ジョーカプチーノ
→左回り・良馬場の芝では【2・0・1・1】と大崩れのない馬。重〜不良では【0・0・0・3】とまったく奮わない点から本質パンパンの良馬場向きなのだろう。重馬場の前走オーシャンSは度外視できるし、得意の左回りなら一変があってもおかしくない。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★サンカルロ
→過去10年、1400mに施行条件変更以後の前走阪急杯3着内馬の成績は【3・1・3・5】複勝率58.3%。阪神カップ→阪急杯→高松宮記念というローテーションは過去2年とまったく同じくで、前走以上の上積みは必至だ。

【血統で見るオススメ馬】

★ダッシャーゴーゴー
→サクラバクシンオー産駒は新生中京芝ですでに3勝を挙げている。ファルコンSでは12番人気レオンビスティーが2着に入っているように新生中京芝との相性は抜群で、スプリントG1での好走歴の多い同馬の実績も侮れない。