2011年09月07日

エピセアローム、異色のレース内容で2歳女王の最有力候補に

【4回新潟7〜8日目馬場傾向】

新潟芝は7・8日目ともに良/水少。差し・追込が利きやすい馬場コンディションは相変わらずだが、弥彦特別を逃げ切ったシンボリアニマートのように、極端な逃げを打った馬が残るシーンも目立った。また、弥彦特別の1〜5着馬すべてに2200m以上での3着内実績があった点から、当該距離以上の距離実績は必須のスタミナを要する馬場だった。
新潟ダートは7・8日目ともに良/水少。こちらは特に目立った特徴はなく、ダート1200mでは外枠の逃げ・先行馬、ダート1800mでは内枠の逃げ・先行馬の好走が目立った。

●4回新潟7日目 8R 1着ベルモントキーラ

久々のダートとなった1戦であっさり逃げ切った。重馬場の東京ダート1600mを逃げ切った点、芝でも実績を残していた点から軽い馬場向きの馬と思われていたが、馬場云々ではなく自分の形で行けるかどうかがすべてなのだろう。次走どの条件を使われるかは未定だが、この手の馬は惨敗→激走のパターンがハマりやすい。展開・枠順を考慮したうえで狙いどころを絞って行きたいところだ。

●4回新潟8日目 11R 4着ダローネガ

上位2頭が強すぎたのは確かだが、新潟1600mで不利な最内枠から先行し、4着に粘った同馬のレースぶりも悲観するものではない。厩舎・騎手・枠順すべてがダービー2着馬インティライミと同じということで、来年のクラシック戦線が狙いどころとなるだろう。現状切れる脚がない点から、クラシックで狙うなら菊花賞がベストなのかもしれない。

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【4回小倉11〜12日目馬場傾向】

小倉芝は11日目が良/水少、12日目が稍重/水少。土曜日は強い向かい風+雨が降ったり止んだりというコンディションだったが、極端に時計がかかることはなかった。しかし、馬場が渋った日曜日は開催前半の馬場とは雲泥の差で、新潟と同じく当該距離+アルファの距離実績が求められる馬場。それに伴い、差し・追込もかなり利いていた。
小倉ダートは11日目が良/水少、12日目が稍重/水多→4Rから重/水少。良馬場の土曜日も高速馬場だったが、馬場が渋った日曜日は高速馬場に拍車がかかった。3歳未勝利・ダート1700mで1分43秒4という破格の時計が出ており、馬場の替る阪神ではまったくアテにならない可能性が高い。

●4回小倉11日目 8R 1着アグネスウィッシュ

脚質的にどうしても展開・馬場に左右されやすい馬だが、今回は好走のタイミングが見事にハマった。同馬が馬券圏内に入ったレースは6戦を数えるが、そのうち4戦が開催後半の外差し馬場。非常に狙いどころがはっきりしており、今後もこの条件出走時に狙ってみたい1頭だ。

●4回小倉12日目 11R 1着エピセアローム

1600→1200mの距離短縮が心配されたが、終わってみれば完勝。とはいえ道中追走に苦労した点から明らかに1200mは短く、やはり適距離は1600m以上ということになるだろう。開催後半で時計が掛かる外差し馬場をマクって押し切った内容は特筆すべきものがあり、現時点で2歳女王の最有力候補と言えそうだ。

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【1回札幌7〜8日目馬場傾向】

札幌芝は7日目が稍重/水多、8日目が稍重/水多→11Rから稍重/水少。水はけの良い札幌芝らしく土曜日午前中までは渋った馬場でも一定の時計・上がりが出ていたが、雨が本降りになった午後〜日曜日は本格的に時計がかかり出した。それに伴い顕著になったのが逃げ馬の台頭で、土曜午後以降に行われた芝11レース中8レースで4角先頭の馬が馬券圏内に。札幌日経オープンは行った行ったの決着だった。
札幌ダートは7日目が重/水多→7Rから不良。8日目が不良→10Rから重/水多。さすがにこの馬場では得意不得意がはっきりと出ており、1〜3番人気馬が掲示板外に敗れた土曜9Rをはじめ波乱が続出。特殊な馬場ゆえ、この週の結果はまったくの度外視で問題ないだろう。

●1回札幌7日目 2R 2着ノベンバーペガサス

今回がデビュー2戦目となったが、すんなり先手を取り渋太く2着に粘った。前が残る馬場が向いた点は否めないが、それを差し引いてもレースセンスの高さが光った1戦。あと1ヶ月を切った札幌開催だが、今回のようなレースができれば未勝利を勝ち上がるのは時間の問題だろう。

●1回札幌8日目 11R 11着コスモヘレノス

長距離戦での実績から1番人気に推されたが、11着と惨敗。とはいえ今回は【1・0・0・3】の休み明け、【0・0・0・6】のふた桁番、そして【1・0・0・8】の気候/暖〜酷暑でもあった。同馬はこれまで叩き2戦目で2戦2勝ということで、好走歴が集中している東京・中山替りで注目したい。

(競馬天気:月曜コラム「馬場×次走注目馬」より)