2011年05月24日
【日本ダービー】ローテが鍵握るレース、伏兵陣に魅力感じる馬多数
★ポイント1「前走皐月賞組」
→過去10年、前走皐月賞組の成績は【6・4・5・53】複勝率22.1%。なかでも皐月賞勝ち馬は【3・0・1・4】複勝率50.0%と好成績を残しており、王道ローテとしてこの組は外せない。
(メイショウサムソン、ロジユニヴァースetc)
★ポイント2「前走3着内馬」
→過去10年の勝ち馬10頭中、9頭までもがグレードに関係なく前走3着内からの参戦だった。唯一これに該当しなかったのはロジユニヴァースだが、その年のダービーが稀に見る極悪馬場だった点を踏まえると、良馬場施行であれば勝ち馬は前走3着内から臨む馬の中にいる可能性が高い。
(エイシンフラッシュ、ディープインパクトetc)
★ポイント3「3勝以上勝利実績」
→過去10年、馬券圏内に入った30頭中23頭に3勝以上の勝利実績があった。該当しなかった7頭もGI連対or重賞勝利実績があり、ダービーというレースがこれだけ格が高いものという証明となっている。
(ディープスカイ、ウオッカetc)
東京芝2400mで行われる競馬の祭典・日本ダービー。近年はウオッカ、ディープスカイなど前走1600mからの参戦となった馬がダービーを制しているように傾向に変化が生じてきており、今年の出走予定馬も多種多様なローテーションでここに臨む。各馬が歩んできたレースレベルの見極めが鍵となりそうだ。
今年のダービーで注目を集めているのは皐月賞馬・オルフェーヴル。大混戦の声もどこ吹く風、皐月賞ではサダムパテックに3馬身差をつける圧勝劇。別路線組から参戦する有力馬も自身が負かしている馬がほとんどで、事実上の1強としてダービーを迎えることになるだろう。過去10年、皐月賞勝ち馬が【3・0・1・4】複勝率50.0%というデータも味方する。
皐月賞2着からの雪辱を期するサダムパテックは、叩き3戦目のローテーションをどう見るか。年明け以降、弥生賞orスプリングS→皐月賞→ダービーと歩む王道ローテーションは今や過去のものとなりつつある。過去10年、このローテーションでダービーに臨んだ馬の成績は【1・1・2・12】。馬券圏内に入った4頭中3頭がラジオNIKKEI杯2歳S勝ち馬という点も気になる。
近年、新たな好走ローテーションとして取って代わる存在にあるのが前走NHKマイルカップ組+きさらぎ賞or共同通信杯or京成杯→皐月賞→ダービーという、3月のトライアルレースを飛ばしてきた組。近3年のダービーでこの組が馬券圏内に入らなかった年は一度もなく、今年の出走予定馬でこれに該当するコティリオン、ダノンバラード、トーセンラー、ナカヤマナイト、フェイトフルウォーは近年の傾向を踏まえると評価を上げたい4頭だ。
ちなみに過去10年のダービーにおいて、馬券圏内に入った30頭中23頭に3勝以上の勝利実績があった。今年の出走予定馬でこれに該当するウインバリアシオン、オルフェーヴル、クレスコグランド、サダムパテック、トーセンレーヴ、ナカヤマナイト、ノーザンリバー、リベルタスには注意が必要だ。
【データで見るオススメ馬】
★オルフェーヴル
→過去10年、皐月賞勝ち馬はダービーで【3・0・1・4】複勝率50.0%。皐月賞ではサダムパテックに3馬身差をつける圧勝劇。別路線組から参戦する有力馬も自身が負かしている馬がほとんどで、実績面での不安材料はない。
★ウインバリアシオン
→過去10年、青葉賞勝ち馬はダービーで【0・3・1・6】複勝率40.0%。同馬は12〜3月の寒い時期が【0・0・0・3】、4月〜11月の暖かい時期が【3・0・0・0】と時期によって走りが変わる馬であり、直線の長いコースで大崩れがない点もプラスだ。
★トーセンラー
→過去10年、きさらぎ賞勝ち馬はダービーで【1・2・1・3】複勝率57.1%。東京2000mで外枠を引き、ジリジリ差を詰めた皐月賞のレース内容から、開催が進んで差しが決まる馬場なら巻き返しがあっても。
【ローテーションで見るオススメ馬】
★ダノンバラード
→過去10年、皐月賞で前走きさらぎ賞or共同通信杯or京成杯直行から3着内に入った馬はダービーで【2・0・0・1】。少ないサンプルながら好成績を残している。ダービーで【4・3・2・12】複勝率42.9%の武豊騎手が騎乗予定という点も魅力だ。
【血統で見るオススメ馬】
★クレスコグランド
→タニノギムレット×サンデーサイレンスの配合馬は東京芝2400mで【1・2・0・4】複勝率42.9%。過去5年のダービーで母父サンデーサイレンスを持つ馬は3度の2着があり、その3頭に京都芝重賞連対実績があった点も心強い。