2016年07月28日

【クイーンS】リラヴァティ「促す程度」の肩ムチで半馬身先着

 札幌開幕週のメイン「第64回クイーンS」の追い切りは函館、札幌両競馬場で行われ、マーメイドSで重賞初制覇を飾ったリラヴァティが、松若を背に函館Wコースで軽快な動きを見せた。

 人馬が呼吸を合わせて軽快に駆け抜けた。リラヴァティは前日に函館に駆け付けた松若を背に小雨が降る中、Wコースでニューダイナスティ(7歳オープン)と併せ馬。僚馬の内に入り、半馬身追走でスタートした。終始、馬体を併せながらスムーズに3、4コーナーを回って直線へ。そこからスッと加速して5F70秒7〜1F12秒9を刻み、半馬身先着でゴールへ。

 松若は「“しまいを伸ばしてほしい”との指示でした。道中はいい感じ。促す程度で肩ムチだけ入れて、いい反応でした。実戦を想定した追い切りができたと思います。引き続き具合は良さそうです」と好感触。

 デビュー当初からクラシック候補と騒がれた半妹シンハライトは今年のオークス馬に輝いた。妹ほど派手な戦歴ではなくても姉も一昨年の桜花賞(9着)、秋華賞(8着)に出走。その後は条件戦で勝ち星を重ね、前走・マーメイドSで初タイトルをモノにした。北海道シリーズ初参戦とあって函館滞在は初めて。桑村助手が細心の注意を払って調整にあたり、順調に調教をこなしている。同助手は「初めての環境で馬も不安だろうけど栗東にいる時と同じようにやっている。体調はいいよ」と好調をアピール。

 バトンを託された松若にとっても北海道シリーズでの騎乗は初めて。「前走は4コーナーで手応えが怪しくなってフワフワしたけど、並ばれてからまたハミを取って差し返してくれました。しぶとさがあって勝負根性がある。深く考えず好位で流れに乗っていきたい」と自信の口ぶり。

 スッといい位置を取れる先行力があって、しまいもしっかり脚を使える脚質。開幕週の札幌にフィットするイメージ。再度、持ち味をフルに引き出してパートナーを重賞2連勝に導く。


【スポニチアネックス】