2010年10月29日

【馬場×血統】道悪馬場における種牡馬成績ランキング

※2007年1月〜2009年12月までの成績を参照

【重・芝】
1位 ダンスインザダーク【12・11・7・110】勝率8.6% 連対率16.4% 複勝率21.4%
得意距離:2200m【2・1・1・2】複勝率66.7%
苦手距離:2500m〜【0・0・0・10】複勝率0%

2位 スペシャルウィーク【9・8・5・74】勝率9.4% 連対率17.7% 複勝率22.9%
得意距離:2000m【4・3・0・19】連対率26.9%
苦手距離:1600m【1・1・1・15】複勝率16.7%

3位 サクラバクシンオー【9・4・4・71】勝率10.2% 連対率14.8% 複勝率19.3%
得意距離:1200m【7・3・3・44】複勝率22.8%
苦手距離:1600m【0・0・0・16】複勝率0%

4位 ホワイトマズル【8・3・1・33】勝率17.8% 連対率24.4% 複勝率26.7%
得意距離:1600m【2・2・0・2】連対率66.7%
苦手距離:2000m【2・0・0・15】複勝率11.8%

5位 ステイゴールド【7・7・7・60】勝率8.6% 連対率17.3% 複勝率25.9%
得意距離:1800m【4・4・0・15】連対率34.8%
苦手距離:2200m【0・0・0・3】複勝率0%

6位 オペラハウス【7・6・2・31】勝率15.2% 連対率28.3% 複勝率32.6%
得意距離:2000m【2・3・1・11】連対率35.3%
苦手距離:1600m【0・0・0・3】複勝率0%

7位 フレンチデピュティ【7・4・1・35】勝率14.9% 連対率23.4% 複勝率25.5%
得意距離:2000m〜【1・1・0・3】複勝率40%
苦手距離:1400m【1・0・0・6】複勝率14.3%

8位 サンデーサイレンス【7・3・6・80】勝率7.3% 連対率10.4% 複勝率16.7%
得意距離:1200m【2・1・1・7】複勝率36.4%
苦手距離:2000m【0・0・4・18】連対率0%

9位 ジャングルポケット【7・3・5・40】勝率12.7% 連対率18.2% 複勝率27.3%
得意距離:2000m【4・1・2・6】複勝率53.8%
苦手距離:1600m【0・0・2・9】連対率0%

10位 アグネスタキオン【6・12・3・83】勝率5.8% 連対率17.3% 複勝率20.2%
得意距離:2400m【2・1・0・3】連対率50%
苦手距離:1200m【0・0・0・17】複勝率0%

★ファルブラヴ【1・2・3・7】勝率7.7% 連対率23.1% 複勝率46.2%
得意距離:1400m【0・0・2・0】複勝率100%
苦手距離:特になし


ホワイトマズルやオペラハウス、フレンチデピュティなど馬場が渋ってプラス、というタイプの種牡馬が軒並みランクイン。ただ、それらの種牡馬はどの条件でもある程度は好走するが、これといった得意条件はない。その一方でジャングルポケット産駒は2000mで複勝率50%超え、1600mで連対率0%と得意・不得意条件がはっきりしている。

その他で注目したいのが、アグネスタキオン産駒が重馬場ではパフォーマンスを落としている点。特に1200mでは17戦して一度も馬券圏内なしという成績で、切れ味を殺がれ、パワーを要する重馬場では評価を落としたほうが良いかもしれない。

天皇賞・秋に出走する馬の父として注目したいのがジャングルポケット。今年は産駒の中からジャガーメイルが出走を予定しているが、ジャングルポケット産駒は重・芝の東京2000mで【4・1・2・6】複勝率53.8%という好成績を残しているのだ。1番人気確実のブエナビスタも、スペシャルウィーク産駒が重・芝の東京2000mで【4・3・0・19】連対率26.9%とまずまずの成績を残しており、血統的に大きなマイナス材料になることはなさそうだ。

反対に、この馬場がマイナスに作用する恐れがあるのがアクシオン、シンゲン、シルポートの3頭。アクシオンは、サンデーサイレンス産駒が重・芝の東京2000mで【0・0・4・18】連対率0%、シンゲン、シルポートはホワイトマズル産駒が重・芝の東京2000mで【2・0・0・15】複勝率11.8%と不振傾向にあり、過信は禁物だ。

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