2010年10月14日

【秋華賞】馬場気候ファクターから穴馬チョイス

3冠を狙うアパパネが人気になりそうだが、ここでは馬券に絡めば高配当が期待できる馬を中心に分析する。抽選対象馬も含む。

まずはタガノエリザベート、後方一気を決めたファンタジーSはいまでも鮮やかに記憶に残っている。それ以降不振が続いているが、その舞台に一年振りに戻って大穴注意。2勝はいずれも乾いた良馬場、軽い馬場限定で狙ってみたい。

母系がサドラーズW系のアンティフリーズは、渋った馬場の出走はこそ多くはないが、切れが削がれる馬場が良いはず。良乾(2006)良湿(1000)重(0010)。やや渋った馬場がベスト。

芝で開花したスマートシルエット。芝ではいずれも圧勝、未知の部分が多く魅力いっぱい。快速馬だった父の影響が色濃く出た形、母系のダート血統で軽視すると痛い目に合いそう。直線平坦コース、パンパンの軽い馬場で存分に能力を発揮させると一発。

戦績を見る限るレインボーダリアは、渋っても好走可。良乾(2211)稍〜不良(1120)、距離も含めて、融通が効くタイプ。使い詰めになるが、BT産駒は叩きつつ調子を上げる。涼しくなるのも好材料。

エーシンリターンズの連対は寒くなるこれからのシーズン。気候は(0110)。あまり強調材料が少ないが、まず人気の盲点になる一頭。福永騎手は、昨年も同様なタイプのセイウンワンダーやジェルミナルを3着に持ってきている。

紫苑S組のコスモネモシン、直線外へ進路を変える不利も追込んで3着は力のあるところを見せた。重賞勝っており侮れない。フラワーカップではサンテミリオンに先着。

有力馬ではこの軽い馬場で、アパパネ、サンテミリオン以上に切れるワイルドラズベリーに魅力を感じる。

穴馬で注目は、パンパンの馬場でタガノエリザベート、スマートシルエット。あとはコスモネモシン。主力ででワイルドラズベリー。

(競馬天気・水曜コラム・本紙「馬場気候注目馬」)