2010年09月20日

【エルムS】(札幌)〜クリールパッションが念願の初重賞V

札幌11Rのエルムステークス(3歳以上GIII・ダート1700m)は、2番人気クリールパッション(津村明秀騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分43秒5。3/4馬身差の2着に4番人気オーロマイスターが、1馬身3/4差の3着に1番人気エーシンモアオバーがそれぞれ入線。

クリールパッションは美浦・相沢郁厩舎の5歳牡馬で、父ワイルドラッシュ、母イマジネーション(母の父トニービン)。通算成績は29戦8勝となった。

レース後のコメント
1着 クリールパッション 津村明秀騎手
「内枠だったので、うまく捌けるように心掛けました。前回と同じように3〜4コーナーで外に出して、上手く運べました。利口な馬で、まだまだ力をつけてくれると思います。楽しみですね。2週続けての重賞勝ちは最高です。幸せです」

3着 エーシンモアオバー 四位洋文騎手
「自分のレースはできたし、いまのこの馬の力は出せたと思います。決め手がないので、いまの逃げのスタイルが合っていますが、重賞を勝つとなるともう一段の成長が欲しいところです。この馬にとって、いまが分岐点です」

4着 ピイラニハイウェイ 池添謙一騎手
「勝負どころで置かれると聞いていたので、出して行きました。すんなりと2番手につけられて、よく頑張っています」

5着 アドマイヤスバル 勝浦正樹騎手
「落ち着いていたのはよかったのですが、レースでは全然前に行けず、この馬の力を出せませんでした。力負けではありません」

12着 エイシンドーバー 柴山雄一騎手
「返し馬の感触がよくて、いいところにつけられましたが、3コーナーで手応えがなくなってしまいました」

(ラジオNIKKEI)