2010年09月05日

【小倉2歳S(GIII)】(小倉)〜G前強襲 ブラウンワイルド 差し切りV

小倉10Rの第30回小倉2歳ステークス(GIII、2歳、芝1200m)は1番人気ブラウンワイルド(浜中俊騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分8秒7(良)。ハナ差2着に2番人気シゲルキョクチョウ、さらに1/2馬身差で3着に9番人気スギノエンデバーが入った。

ブラウンワイルドは栗東・坂口正則厩舎の2歳牡馬で、父ワイルドラッシュ、母ブラウンシャイン(母の父ヤマニンゼファー)。通算成績は3戦2勝となった。

〜レース後のコメント〜
1着 ブラウンワイルド(浜中騎手)
「最後の直線は何とか届いてくれ、という思いで追っていました。道中速い流れにうまく対応出来ないで、馬に十分なスペースを取って走らせてあげることが出来ませんでした。それでも直線ではこの馬らしい伸びを見せてくれて、今日は馬の力に助けられました。重賞を初めて勝った一昨年の時とは違った嬉しさがあります」

2着 シゲルキョクチョウ(幸騎手)
「直線に向いた時には勝てると思いました。ただ、残り50mくらいで右手前に替えてしまって…。力負けではありませんし、能力の高い馬です。悔しいです」

3着 スギノエンデバー(藤岡康騎手)
「うまくゲートを出ましたし、道中の雰囲気も良かったです。ただ、直線で前が空かなくて待たされてしまった分だと思います。そこで勝った馬にスッと行かれてしまいましたからね。でも馬込みの中に入っても怯まなかったですし、センスのある馬です」

4着 トキノゲンジ(安藤光騎手)
「ちょっとうるさい面を見せて、バカついてジャンプするような形でゲートを出てしまって位置取りが悪くなってしまって…。うまく出られればいい勝負になっていたはずですが、脚を余してしまいました」

6着 バラードソング(小牧騎手)
「仕掛けていいところにつけられたので、これは行けると思うくらいでした。ただ、4コーナー手前から手応えが怪しくなってしまいました。いい位置を取りに行った分でしょうか…」

(ラジオNIKKEI)