2010年08月14日

北九州記念は+200mをこなせる馬を【土曜馬場傾向】

●北九州記念は+200mをこなせる馬を【2回小倉1日馬場傾向】

芝1200mで行われたフェニックス賞で1分8秒7の時計が出たことから、おそらく明日の北九州記念は例年通り1分7秒5前後の時計が求められるだろう。有力馬と目される馬たちがほとんどクリアしている時計だけに、問われるのはラスト1Fの踏ん張り。やはり+200mぐらいをこなせるスタミナが欲しいところだ。

ダートははっきりと前残り。特に1000mは前につけられないことには勝負にならない。軸馬選びのポイントとしては、外枠の先行馬の評価を上げるということを強調しておきたい。


●道悪馬場では血統重視で【3回新潟1日馬場傾向】

新潟は芝・ダートともに道悪での競馬となってしまった。こういった場合、コース取りと血統が重要視されるが、芝では外枠×逃げ馬の組み合わせが多く、切れ味を殺がれる馬場でノーザンダンサー系を父の持つ馬の激走が目立った。

ダートは思いのほか差しが効いていた。特に多かったのが逃げ馬×内枠の差し馬というパターンで、4Rの70万馬券もこのパターン。血統では、ミスプロ系の好走が目立った。


●フレッシュな馬が穴を出すダート【1回札幌1日馬場傾向】

芝は開幕週ということで逃げ・先行馬有利かと思われたが、1Rのマーベラスカイザー、8Rのナムラアーガスのような外差しタイプでも馬券圏内に届いていた。開幕週だから、という理由で外枠の差し馬を嫌うのは危険かもしれない。それがサンデー系なら、なおさらだ。

ダートの未勝利では、フレッシュな馬に体調面でのアドバンテージがあるように感じる。3Rのブレイブフェイス、オメガキングコングはともにこれがダート2戦目の馬。5Rを勝ったレオプレシャスも叩き2戦目だった。

(競馬天気)