2012年02月08日

●格言38「冬の重賞はマンハッタンカフェ産駒に気をつけろ!」

先週ご紹介した格言「東京ダート1600mは外枠を狙え!」は、14番人気・10番人気の馬がそれぞれ馬券圏内に入る激走。この傾向はずっと続いていることなので、今後も外枠の人気薄には注意したいところですね。

さて、今週の格言に参りましょう。

きさらぎ賞で1〜3着を占めたように、今年に入って旋風が続くディープインパクト産駒。クラシック戦線に何頭送り込むんだというレベルになってきましたが、実は先週ディープインパクト産駒をも凌ぐ活躍を見せた産駒がいたんですよね。

それは、マンハッタンカフェ産駒。

東京新聞杯をガルボが制したことはご存知かと思いますが、それ以外にも小倉大賞典でダンツホウテイ、東京新聞杯でフミノイマージンがそれぞれ12・9番人気であわやの4着と好走。NHKマイルを制したジョーカプチーノ、天皇賞・春を制したヒルノダムールと同産駒が重賞で来る時は人気薄が多いんですよね。

で、もうひとつ特徴的なのが冬の重賞に滅法強いという点。

言い換えれば「夏の重賞が苦手」と言う傾向にあって、同産駒の月別重賞勝利数は以下のようになります。

1月:3勝
2月:2勝
3月:3勝
4月:3勝
5月:5勝
6月:1勝
7月:1勝
8月:0勝
9月:3勝
10月:2勝
11月:1勝
12月:3勝

重賞で活躍するマンハッタンカフェ産駒を挙げてみると、ガルボやフミノイマージン、セラフィックロンプにアーバニティと冬の重賞で穴をあけるケースが多いんですよね。また、レッドアゲートやショウナンマイティのように突如として復活するパターンもあります。

ちなみに今週の重賞では京都記念にヒルノダムール、ゲシュタルトが出走予定。当然そこでも注目したいですね。


★今週の格言「冬の重賞はマンハッタンカフェ産駒に気をつけろ!」