2010年07月29日

ホワイトピルグリム豪快12秒3…小倉記念追い切り

◆小倉記念追い切り(28日)
ホワイトピルグリムは、Cウッドチップコースを単走。抜群の手応えで直線へ。体全体を使った力強いフォームでチップを蹴り上げる。仕掛けられてからの反応も上々だ。6ハロン80秒8、ラスト1ハロン12秒3。スピード感あふれる走りを見せた。

 予定より少し速い時計となったが、鮫島調教師は納得の表情を見せた。「無理はしていないから。函館へ輸送してもプラス8キロ。体調はいい」。七夕賞は賞金不足で除外対象となったことから、急きょ函館の巴賞(4着)に参戦。中2週での小倉遠征となるが、動きから不安はなさそうだ。

 小倉はこれまで2戦2勝。08年8月の2000メートル戦(高千穂特別)では、スマートギアを破った星もある。「小倉、福島のようなフラットなコースはいい。ハンデ(56キロ)はこんなものだろう。チャンスはあると思う」とトレーナー。9回目の挑戦で重賞初Vを飾るか。

スポーツ報知 - 2010/7/29 8:01