2010年07月25日

【函館記念】(函館)〜マイネルスターリーが念願の重賞初V

函館9Rの函館記念(3歳以上GIII・芝2000m)は、2番人気マイネルスターリー(D.ホワイト騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分58秒5。3馬身半差の2着に1番人気ジャミールが、クビ差の3着に5番人気ドリームサンデーがそれぞれ入線。

マイネルスターリーは栗東・加用正厩舎の5歳牡馬で、父スターオブコジーン、母スイートウインク(母の父サンデーサイレンス)。通算成績は25戦7勝となった。

レース後のコメント
1着 マイネルスターリー D.ホワイト騎手
「とても強い馬でした。ゲートが悪い馬だと思わず、心配もしませんでしたし、実際いい感じでスタートを切れました。乗り難しいところもなく、自分が思っていた通りに走ってくれました。この馬の過去を研究すると、成績の悪いときはスタートが悪くて届かないパターンでした。ですから、今日はスタートがよかったことが結果につながったと思います。日本になかなか来られませんでしたが、ようやく来られました。昨日は小倉、今日は函館とハードでしたが、GIIIを勝つことができて満足しています。これからも、もっと頑張りますので応援よろしくお願いします」

2着 ジャミール 安藤勝己騎手
「エンジンをかけるのが遅すぎました。能力があることはわかっていますし、早く動きたくありませんでした。2000mまでなら今日みたいな脚も使えます。今日は2着でしたけど、なんとか大きいところを勝たせたいですね」

3着 ドリームサンデー 池添謙一騎手
「勝ち馬に早めに交わされましたけど、しぶとく頑張ってくれました。今日は速い馬がいましたが、理想を言えば自分のペースで行ければよかったと思います」

5着 フィールドベアー 秋山真一郎騎手
「瞬発力があまりない馬ですから、今日はこの馬が得意とする函館の馬場ではありませんでした。また次に頑張ります」

6着 マンハッタンスカイ 武幸四郎騎手
「一番いいところを通れましたけど、時計も速かったし、メンバーも前回より強かったですね」

7着 メイショウクオリア 長谷川浩大騎手
「状態はよかったし、いい競馬はできました。北海道の馬場なら、勝負できそうな感じです。よく頑張ってくれています」

10着 シャドウゲイト 田中勝春騎手
「スタートが悪ければ、後ろから行けばと思っていました。最後は脚を使っていましたけど、一筋縄ではいきませんね」

(ラジオNIKKEI)