2022年08月01日

【新潟ジャンプS】(新潟)ホッコーメヴィウスがレコードタイムで悲願の重賞初制覇

新潟8Rの第24回新潟ジャンプステークス(障害3歳以上J・GIII、芝3250m)は3番人気ホッコーメヴィウス(黒岩悠騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分28秒4(良)のレコード。3/4馬身差の2着に1番人気ゼノヴァース、さらに4馬身差の3着に4番人気ヴァーダイトが入った。

ホッコーメヴィウスは栗東・清水久詞厩舎の6歳セン馬で、父ダイワメジャー、母ホッコーメモリー(母の父ダンシングブレーヴ)。通算成績は35戦4勝。

レース後のコメント
1着 ホッコーメヴィウス(黒岩悠騎手)
「いつも通りスッとスタートが切れて、上手く先手を取ることができました。乗っていてそんなに速くない感覚で、正面スタンド前の障害を飛んだ時にキツくない感じでしたから、このまま行ってくれと思っていたのですが、向正面でもそのままの感じでした。レコード決着でしたから、前に行った分の利もあったと思います」

2着 ゼノヴァース(森一馬騎手)
「今までは飛越で一歩入る完歩の時はスピードがダウンするところがあったのですが、今日は一歩入る完歩の時も、流れの中で飛んでいけました。そのあたりに成長を感じます。勝った馬とは経験の差もあったと思います」

3着 ヴァーダイト(小牧加矢太騎手)
「障害を飛んで前へ進むタイプの馬で、今日も前の位置でそのようなレースができました。最後に伸びそうで伸びなかったのは、暑い中で調教を進めてきたせいかもしれません。重賞でもやれる力があります」

4着 ニューツーリズム(伴啓太騎手)
「ゲートに注意して乗りました。今日は二の脚がついて、最初の3つの障害から自分でハミを取って飛んでくれました。前の馬にどれだけ食らいつけるかと思っていたのですが、3コーナーからキツくなりましたが、よく頑張ってくれました」

5着 アサクサゲンキ(石神深一騎手)
「レコードの出る流れで、押っつけ通りになりました。今日は休み明けで体に余裕がありましたし、次のレースまでに良い感じになってくると思います」

10着 ケイティクレバー(北沢伸也騎手)
「今日はゲートを出てからの進みが良くなかったですし、道中は早々に手応えが怪しくなりました。暑さに弱いタイプで、この季節は良くないのかもしれません」


2022/07/30(土) 16:05
ラジオNIKKEI