2022年06月20日
【マーメイドS】(阪神)ウインマイティーが直線抜け出し復活の重賞初制覇
阪神11Rの第27回マーメイドステークス(3歳以上GIII・牝馬・芝2000m)は10番人気ウインマイティー(和田竜二騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分58秒3(良)。1馬身3/4差の2着に4番人気マリアエレーナ、さらにクビ差の3着に1番人気ソフトフルートが入った。
ウインマイティーは栗東・五十嵐忠男厩舎の5歳牝馬で、父ゴールドシップ、母アオバコリン(母の父カコイーシーズ)。通算成績は15戦4勝。
レース後のコメント
1着 ウインマイティー(和田竜二騎手)
「久しぶりに乗せてもらって若い時は柔らかくてしっかりしてきて良い意味で硬さが出てきました。前走くらいから出来も上がってきて良い時に乗せてもらいました。ゲートだけ気をつけていました。馬場が良いので行けたら行きたいと思っていました。抜群の手応えでこれならと思いましたし、最後まで頑張ってくれました。出来が一番良かったと思います。また一段階上がった気がしますし、これなら強いメンバーと当たっても十分できると思います」
2着 マリアエレーナ(坂井瑠星騎手)
「55キロでよく頑張りました。勝ち馬とは通った所の差もありました。牝馬重賞なら力は上位ですし、何とか一緒に重賞を取りたいです」
3着 ソフトフルート(川田将雅騎手)
「自分のリズムでしっかりと最後まで走り切ってくれました。精一杯の走りでした」
4着 リアアメリア(幸英明騎手)
「折り合いに苦労しました。1、2コーナーから頭を上げてしんどかったです。折り合いがつけばもっと良かったです」
5着 ステイブルアスク(藤岡康太騎手)
「ポジションを取りに行くつもりで出して行きましたが、行き脚がつかず後ろからになりました。でも上手に走ってくれました。最後の脚は使ってくれています」
6着 ゴルトベルク(荻野極騎手)
「内をロスなく上手に立ち回ってくれました。センスのあるところを見せてくれました」
7着 ルビーカサブランカ(岩田望来騎手)
「この馬の持ち味を出してあげられませんでした。悔いの残るレースです」
8着 ハギノリュクス(藤懸貴志騎手)
「急遽の騎乗で競馬でこの馬に初めて乗ったのですが、従順な馬で返し馬から芝の走りも良かったです。出来の良さを生かして気分良く進めようとハナに行きました。時計が速い中よく頑張っています。負傷した酒井学騎手に早く良くなってほしいです」
10着 スルーセブンシーズ(秋山真一郎騎手)
「返し馬の感じからアクションが大きく、ゴチャついたところを走らせたくないと思いました。出せる時に広いスペースのあるところに出しましたが、動けませんでした。ガツンとくるところがありませんでした」
12着 クラヴェル(北村友一騎手)
「せっかく騎乗依頼をいただいたのにこの馬の良さを生かせず申し訳ないです。3、4コーナーにかけて動いていきたくなかったのですが、流れの中で内から出されてそこでロスしてしまったのが最後まで響きました」
13着 ラヴユーライヴ(川須栄彦騎手)
「枠的にも小細工ができる枠でもなかったので、馬場の傾向を考えて今回は出していく競馬を選択しました。ポジションを取ってからも折り合いはつきました。力みもそれほどありませんでした。雰囲気は悪くありませんでした。距離なのか位置を取りに行ったら勝負どころから上がって行けませんでした。ただやろうと思った競馬は出来ました」
14着 キムケンドリーム(小沢大仁騎手)
「1着馬と2着馬を見ながらいいところでレースができましたが、勝負どころで置かれ気味になりました。久々の芝のレースに対応しきれませんでした。もともと波のある馬で、走れる時には良い競馬ができます。レースの条件がハマったところでこの馬の力を出せる競馬をしたいです」
16着 ホウオウエミーズ(松山弘平騎手)
「いいところで流れに乗れたかと思いましたが、勝ちに行った分甘さが出ました」
2022/06/19(日) 17:10
ラジオNIKKEI