2022年05月30日
【葵S】(中京)ウインマーベルが2馬身半差の完勝で重賞初制覇
中京11Rの第5回葵ステークス(3歳GIII・芝1200m)は1番人気ウインマーベル(松山弘平騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分08秒2(良)。2馬身半差の2着に9番人気コムストックロード、さらにハナ差の3着に4番人気ブレスレスリーが入った。
ウインマーベルは美浦・深山雅史厩舎の3歳牡馬で、父アイルハヴアナザー、母コスモマーベラス(母の父フジキセキ)。通算成績は11戦4勝。
レース後のコメント
1着 ウインマーベル(松山弘平騎手)
「力がある馬なので、とにかくスムーズな、良いレースをしたいと思っていました。ただ今日は風が強く、できれば前に馬の壁を作りたかったですし、ポジションとしては自分が思っていたような良いところを取れたと思います。スタートもしっかり出てくれましたし、ポジションも思っていたところを取れたので、力がある馬ですから、あとは抜け出すだけというところでした。馬が本当に強かったと思います。直線に向いてからも手応えは十分でしたし、抜け出してからもしっかり伸びて、強い競馬をしてくれました」
2着 コムストックロード(和田竜二騎手)
「(事前に)聞いていたような、怯むところはありませんでした。久々を使われて具合も上がっていました。最後も良い脚を使ってくれました」
3着 ブレスレスリー(M.デムーロ騎手)
「3〜4コーナーで狭くなって、リズムが悪くなってしまいました。それで外を回ることになってしまい、勿体ないレースになりました。勝ち馬は強いですが、2着はあったと思います。よく頑張っています」
4着 ウインモナーク(松岡正海騎手)
「前走の状態を維持することができませんでした。それでもきついペースを2番手からよく頑張っています。リフレッシュして巻き返したいです」
5着 カイカノキセキ(鮫島克駿騎手)
「スピードのある馬ですから、行かせたら行けますが、前走控える競馬で良い内容だったので、勝ち馬の後ろから運びました。思ったより2〜3番手以降が流れませんでした」
11着 テイエムスパーダ(国分恭介騎手)
「スタートでまともに躓いて、起き上がるのに力を使いました。それで道中のリズムも悪くなってしまい、終いにも響きました」
13着 コラリン(池添謙一騎手)
「多頭数でハイペースの経験がなく、スタートで遅れたことで、追走に余裕がありませんでした。ですから終いに脚も溜まりませんでした。この経験は次に生きると思いますが、ゲートを普通に切るくらい、落ち着いてくれると良いです」
2022/05/28(土) 17:14
ラジオNIKKEI