2010年07月15日

【アイビスSD】セラヴィ重賞初挑戦に闘志

重賞初挑戦となるジェイケイセラヴィは坂路追い。キビキビとした脚さばきから、2F目には12秒台(12秒9)を刻み、さらにスピードアップ。ゴール前では、左前方を走っていた同厩舎の併せ馬に体を寄せていって闘志を高め、ラスト1F12秒3をマークした。「最後に寄せたのは気を抜かせないため。1度使った分、雰囲気も違う。体も戻った」と坂本師は満足げだ。

 坂本厩舎は新潟直線1000メートル戦は、過去に延べ70頭を送り出して10勝をマーク。これは東西合わせてもトップ(2位は森、松山康、後藤の6勝)だ。「まあ、たまたま。みんなが嫌がって使わないレースを使っているだけ。セラヴィも1000メートル戦の適性がありそう。レースをそんなに使っていない(今回18戦目)し、これからもっと良くなってくる馬。秋には大きいところを狙わせたいんだ」。坂本師は期待たっぷりの口ぶりだった。

スポニチアネックス - 2010/7/15 7:02